公開日:2020.02.19
最終更新日:2020/05/24
駆け出しフリーランスデザイナーが疲弊する3つのパターン
フリーランスでデザイナーが疲弊する
3つのダメパターンについてお話しします。
・依頼者が言ったままに変更する
・間に合わすことが目的になる
・知り合い価格でデザインしてしまう
1つづついきます。
依頼者が言ったままに変更を加える
デザインを見せて、ここは目立つように赤で、ここも目立つように赤で
って言われてそのまま変更してしまうと
どうもまとまらなくなってしまうことがあります。
・依頼者は、ここもここも重要だから目立たせたいという気持ち
・デザイナーは、早くOKをもらいたいという潜在的な気持ち
もちろん、要望をお聞きして対応することは大切ですが
なぜ、そう変更したいのかを聞く必要があります。
聞いたうえで、優先順位を確認して
ここを目立たせたいのであれば
こっちの方を抑える方か効果的ですとか提案するのです。
そうすると、わりと納得してもらえます。
それを続けているうちに信頼が生まれて
◯◯さんがいうのであればその方がいいねって
任せてもらえるようになります。
さらに補足をしますと、
ここは、代理店など組織に属している営業の方にも言えることで、デザインのセンスがないからとか言って
聞いたことをそのまま伝えるつまりでんしゃばとみたいにならずに、思考停止せずに
なぜそうしたいか要望を聞いて、提案することです。
わからなかったら、細かく聞いてそれも含めてデザイナーに伝えることです
間に合わすことが目的になる
これは、短納期の仕事の場合
とりあえず間に合わそうという思考に入ります。
そうするとデザインの妥協ポイントが下がって無茶苦茶スピードが上がります
そして、普段の何倍速かで、デザイン制作ができてしまいます。
で、間に合ってよかった。で満足してしまうんです。
満足してこのスケジュール感でもいけると思ってしまうと
短納期の習慣が始まってしまいます。
良い結果に向く時もありますが
突貫になってしまうので、結果に結びつきにくい場合の方が多いです。
結果、成果にならないので
最悪の場合、リピートがなくなり、疲弊もして、仕事もなくしてしまう。
私も、独立当初は、下請けで短納期、徹夜で病んでいた時期がありました
心に余裕もなくなり、他に当たって機嫌が悪かったり
顔が疲れているねって言われたり、首が横に向けなくなって
体を壊して、仕事を失うこともあり
そこから、下請けを止めるようにしました。
知り合い価格でデザインしてしまう
よくある話ですが、友達価格で安くやってくんない?とかいう話
気軽に言ってるのは理解しているんですけど、
簡単にできてしまうと思われていると腹が立つんですよ。
安易に知り合い価格でデザインしてしまうと
自分の価値を自分で下げてしまいます。
色々な団体で活動すると、知り合いが増えます。
全て知り合い価格でデザインしていたら、
成り立ちませんし疲弊するだけで
何も良いことがありません。
しかも正規の価格でご依頼をいただいている方に失礼になるので
今ではお友達価格はやめております。
それでも、言われるのならは、早々に関わらないようにしましょう
なぜなら、知り合いとか友達とか、紹介するとか言いながら
良いように使われている可能性が高いためです。
そうなったら心も体も疲弊してしまいますので
知り合い価格はやめましょう。
以上、フリーランスでデザイナーが疲弊する3つのダメパターン
・依頼者が言ったままに変更する
・間に合わすことが目的になる
・知り合い価格でデザインしてしまう
でした、
どうしても、目先のことに囚われてしまうと
疲弊するダメパターンにおちいりやすくなるので
そうならないためにも
独立やフリーになぜなるのかという
ビジョンや使命や価値をきちんと決めるということが
大切になりますので、
疲弊せずに、価値を提供できるデザイナーに
なりましょう。