公開日:2020.02.15

最終更新日:2020/05/24

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【重要】仕事が早いデザイナーになるコツ

 

なぜ仕事が早い人と遅い人がいるのでしょうか
仕事が早いこともデザインのスキルです。

 

この動画では、デザインの現場でおこる
仕事が遅れる理由についてお話しします。

 

仕事が早い人になるコツというと、
引き出しを増やしたり
イラレやフォトショの操作スキル
それだけではなく、その人の習慣が関係しているようです

 

 

デザインの現場で
仕事の早い人は、デザインの納期は間違いなく守りますが
それ以上に、前倒しで進んで行く。

 

仕事の遅い人も、納期は守りますが
ギリギリになってしまい、お客さんに心配されてしまう。

 

なぜギリギリ遅くなってしまうのか

 

デザインの現場で仕事が遅くなる理由

 

完璧主義、
着手が遅いという2つが理由です。

 

 

完璧主義になる理由

 

・デザインの細部までつくりこむことに、こだわりを持っているという点です。
もちろんこれは悪いことではなく、とてもいい良いことです

しかし、どのフェーズでそれを行うのかいうことを理解していないが故に
最初から、細部を見てしまう。

これがデザインの現場での完璧主義
この完璧主義が時には弊害となり、仕事が遅くなってしまう。
スピード感がない仕事になってしまうのです。

 

ここに思考の習慣があり
つねに、完璧を求めることが習慣となっています。

 

 

わたしも自分で言うのはなんですけど、最初は完璧主義的なところがあり
デザインに結構なやんだりして、作っては戻りって
コマンドZの応酬でした。

 

なぜ悩むのか…それは同業を意識していたからですね。

 

結局は、最初のデザインに戻って
この悩んでいた2、3時間はなんだったのか?って思ったり
しました。

 

現在のデザインの進め方

現在の私のデザインの進め方ですが、
具体的に細部まで作り込まずに6〜7割程度で提出します。

 

この時に細部まで作り込んでしまうと
時間もかかり、もしボツとなった場合のショックと無駄が大きいので
6から7割でフィードバックをもらうようにしています。
場合によっちゃ、3割4割の時もあります。

 

 

もちろんその意図を伝えて、擦り合わせていくのです。
プライドは一旦置いといて、迷ったでもいいでしょう
伝えたいこちはこうですかと聞くもいいでしょう
これが最善策ですよ

 

 

ここで、初心者や仕事が遅い人は
最初から細部を作り込んでしまうんです。
表面を整えたくなってしまうんです。

 

たとえば、A4のチラシだとしたら
細部を拡大して上からがっちり作り込んで行く。

 

で、結局、掲載する情報が入らなくなってしまったとか
無駄に余白が空いてしまったとかおこり
デザインの完成度も低下します。

 

色についても、一つの要素に
この色かな、いやこの色かなっていちいち悩んでいます。

 

いやいや…って感じです。

 

そうでなくて、
最初は引いてみながら、全体をつくって行く感じです。
文字、画像、イラストをラフ通り一通り置いて見て
レイアウトを眺めてそこから、全体を調整していく

 

大きさはどうかな、コントラストはどうかな、
この要素は近い方がいいかな
ここはそろっていた方が綺麗だな、
文字はこういれた方が読みやすいな
動きがでるな

 

全体を調整していく感じです。

 

まだまだ、細部まで作りこみません。
6から7割でフィードバックをもらいます。

 

そしてブラッシュアップしながら
100%でフィニッシュしていきます。

 

これにより、ストレスなくスムーズに
早い仕事ができます。

 

最初は、6割や7割で提出することに抵抗がありました

僕も最初は、6割や7割で提出することに抵抗がありました。
大丈夫かな?って思ってしまうんです。怖いんです。
こんだけしかできないのって、思われるのが嫌でした。

 

ですので、この6割7割で提出することに
ずいぶん勇気がいりました

 

でも、完璧を求めるのではなく
最善を求めるようにしたのです。

 

最善をつくすようにしたら
早めにフィードバックをもらったほうが
良いですし、スピードも速くなる。

 

だって作り込む部分は
口で伝えればよいのです。
ここは、細部までこんな風に作りこみますって
伝えればいいんです。

 

その時も、すり合わせができて、フィードバックももらえて
次の校正もスムーズにいきますよ。

 

先延ばしになる理由

心理的な理由がおもになります
自信がないことや、ちょっと面倒だなって
思うとブレーキがかかり先延ばしになってしまいます。

 

これは、人間の危険を回避しようとする
心理が働いているといった理由です。

 

 

着手が遅くて
未着手ホルダに入ったまま
2、3日すぎてしまったり
1週間すぎてしまったりということもありました。

 

先延ばしになる時

私の傾向からすると
納期があいまいのとき
この仕事をやる自信がないなとかって
(自信がないのに受けるのもいかがなものですが)
はじめる前にかなりの調査が必要で面倒だなとか
あとは、アポをとるのが面倒とか
(これって最低ですよね)
また、移動が面倒とか
(これも最低ですよね)

 

この先延ばしの習慣は
はっきり言ってマイナスでしかないです。
これにより、逃している案件も多数あると思います。

 

 

短納期の場合には、先延ばしがきかないので
まず動きます、

短納期。
これが先延ばししないできない理由の一つです

だから、受け身にならずに、自分で納期をリードしていく。

 

結構デザイナーさんって受け身なところがあって
ユーザーの意図や想いを形にする仕事ですから
前提にそこがあるのでガツガツ行けない人多いと思います

自分も含めてですけど
だから、自分とユーザーをリードしていくことが大切

 

あと
先延ばしが起こる理由は
案件がいくつも重なり、
あせって何から手をつけたらいいかわからなくなり
動けない時におこります

 

そんな時は、タスクを細分化して
優先順位をつけ
まず着手することを心がけています。
少しでも前に進んでいくよう
スケジューリングしていくんです。

 

そして可能なら簡単なものから進めて行くと
テンポがつかめてリズムがでてきます。

 

仕事が早いデザイナーになるコツ まとめ

まとめですが
仕事が早いデザイナーになるコツです

 

・完璧でなく最善をつくす
・まずは着手し自分をリードする

 

という2つを意識してみてください

デザインスキルワンアップでした

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